無指向性スピーカーを自作する その1(組み立て編)

自作・小技テクニック
スポンサーリンク

はじめてのゼロからの設計

ところで、世の中に無指向性のスピーカーってないですよね!
(決めつけるなよ!)

いや、、、あるんだけどすんげぇ高い。。。。( ̄。 ̄;)

ということで、はじめての設計からの本格的な自作スピーカーは、無指向性のスピーカーにしました!
(って、いきなりハードル上げるなよ。)

設計からパーツ出し

エクセルで設計してみる。

まずは、見よう見まねで設計しようといろいろ雑誌やネットで探していたのですが、ズバリの無指向性スピーカーの設計ってほとんどおちていないんです(ノД`)

ということで、いろんな本をかき集めて、最初に書いたのがこちらです。
(最終的には全然違うスピーカーになりました(^_^;)
ちなみに僕は仕事で使い慣れているエクセルで描いてます。。(^_^;
(CAD使えるようになりたいな)

制約は、150mm角のユニット取付天井、高さは900mmの合板の高さ、っていうことですかね。
丸く削るのってむずかしくて、そこだけ別売りで買いました。

ここで買いました。コイズミ無線さん http://www.koizumi-musen.com/
細かい所に手が届くパーツも売ってるんで、週1は必ず覗くサイトです♪

スピーカーユニットはこれを選択

NFJさんで販売している10cmのフルレンジユニットを選びました。

【製品の特徴】
・10cm(4インチ)フルレンジスピーカー
・フェライトマグネット
・高耐久ゴムエッジ
・26mmボイスコイル径&アルミ製ボビン

【製品仕様】
販売単位: 1個
形式: フルレンジ
振動板材質: パルプコーン
エッジ材質: ゴム
マグネット: フェライトマグネット
インピーダンス: 4Ω
入力(定格/最大): 30W/60W
ユニット口径(エッジ部含むコーン径): 4インチ(90mm)
ボイスコイル径: 26mm
バッフル開口径: 92?100mm
センターキャップ径: 35mm
ネジ穴: ネジピッチ(対角直径)115mm/ネジ穴径約4.5mm
サイズ: 105mm×105mm×53mm
重量: 約470g

実は、もう、、、次のワンランク上のフルレンジユニットがほしくなって。。。(^_^;
完成はそれを装着したらかな。。。

パーツの切り出し

では、材料がそろったところで、木材を切って行きましょう。
サブログ(1800×900)の合板は、厚さ15mmのワランベニア合板を選びました。普通のヤッスイやつです。。。(^_^;

知り合いの木材会社にて、パネルソーというスーパーマシンを借りました♪
これ、ほんといいよ!すばらしい!!一家に一台ほしいくらいです(^^ゞ

しかも、スーパーマシンを借りただけではなく、外箱をその場で組み立てて、合板の選び方から、木工の組み立てのアドバイスもいただきました。

中身のエンクロージャーを再考する

で、外面ができたところで、エンクロージャーの中身を再考しましょう。
自分の設計が不安だったので、困ったときのFB頼みということで、諸先輩方にアドバイスをいただきました。先輩!いつもありがとうございます!

これが課題のエンクロージャー ダクトはもう10cmあけました。
こちらが当初案
こちらがFB先生案

最初は、トリプルバスレフ風を考えていただのですが、より低音が豊かなTQWT風?にしました。なんかいろいろな型がありますよね。

スポンサーリンク

いよいよ、無指向性自作スピーカー制作開始!

エンクロージャーの組み立て

上が当初。。。だったんですが、パーツがいっぱい余っていたので、下のようになめらかになるように変更しました。

石の重りをのせて、一番寝かせます。完全に乾いてからじゃないとね。
木工ボンドも速乾版じゃなくて通常版を使っています。
うわさで通常版がいいと聞いたので。。(^_^;
(でも、なんかもっといいボンドがあるらしい。ま、今の僕にはまだまだ早いかな。)

フルレンジユニットの取付

さー、木工ボンドが乾いたところで、フルレンジユニットを取り付けるぞ!

といった矢先、トラブルが。。。。(ノД`)

スピーカーターミナル、、、15mmが厚すぎて突き抜けない。。。
ロングタイプを購入して、しばらくはお預けか。。。。と思って、またまたFBに投稿してみました。。(^_^;

そしたら、また教えてくださって、2段階の穴にして、より奥までの差し込みに成功しました。
ただし!!!赤と黒のマークが見えなくなりました。。(^_^;
ま、でもこれは世界標準?で右が赤だからいいでしょ。

あっ、ターミナルが抜けない。
こうやって段階に開けます
すっぽりと入りました

次にフルレンジユニットを取り付けるのですが、どうも隙間が気になりまして。。。。間に配線保護用のゴムをいれてみました。おかげでいい感じです♪

隙間にゴムを挟めてみた
中のスピーカーケーブルはこんなに短い

ここで頭にのっける円錐もさっと組み立てました。
この部品が一番高かった。。(^_^; 特注で1個3000円ぐらいでした。

今回の総予算は?

すごいざっくりですが、1万5千円ぐらいですね。
円錐がなければ、1万円切ってたのに。。。(ノД`)

かかった費用
  • 合板(サブロク1枚) 4000円
  • フルレンジユニット2個 4000円
  • 円錐(特注)2個 6000円
  • スピーカーターミナル4つ 500円
  • ミクロンウール吸音材少々 500円
  • 制作時間 プライレス(^_^;

基本ベース完成

とうとう、基本ベースが完成しました!
音もしっかりなって、一安心です。

このフルレンジユニットは、しっかりエージングを行ってから評価してくださいとあったので、この基本ベースで4時間ほど鳴らしました。

音も最初のぼこぼこ感からちょっと落ちついてきたところで、いろんなエンクロージャーのパターンを試しました。

その2(測定編)に続く。。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました