最後の「LXV-OT10」改造 コンデンサなど
前回、ラックスマンフォノイコライザー「LXV-OT10」のオペアンプを交換しました。
そこで、今回は最終形態であるコンデンサの変更に入りたいと思います。
一番微々たる変化だと思ったので、一番後回しにしてました。。。(;・∀・)
コンデンサの変更
今回も定番のnichicon MUSEシリーズのオーディオ用コンデンサを用意しました。
いつも悩むのですが、μFの一致重視で選んでいるからか、グレードが変わりますよね。しょうがないのかな(いっしょなグレードのほうがきっといいに決まってますけどね)。ちなみに、ボルトは高めにしても大丈夫です。
で、どのコンデンサを変更しようかなと思っていたのですが、雑誌の通りにここだけ変えます。
(そこはプロのオーディオ評論家に従いましょう。)
あと、回路図をみても、ここの部分が入口と出口で重要でしたね。
ところで、③のコンデンサですが、雑誌と回路図は、4.7μF。実装は2.2μFでした。 うーん、どうしようと悩んで、回路図通りの4.7μFにしました。
アース線の追加
あと、アース線も追加しました。
このアース線でもいろいろ音が変わるらしいのですが、きっと私のような駄耳にはわからないと思います。なので、一般的な太さ0.75を使いました。
こんな感じでボディに接続するそうです。
実際の「LXV-OT10」改造
さて、さっそくLXV-OT10の改造していきます。
めんどくさいけど、全部取り外し。
ちょっとずつコンデンサ外しがうまくなってきた。でも、再利用は無理なレベルだと思います(;^_^A
これって、普通、再利用無理だよね。。。うまくとれたら大丈夫なのかな?
ま、ビンテージじゃない、やっすいものなので捨ててますけど。。。
この工具を使いました。めっちゃ便利です。。。(;^_^A
これで吸い取れないものだけを、吸い取り紙でとります。なんでこれに早く出会わなかったんだろう。
変更完了!
いざ、コンデンサ変更の最終形態の視聴
あれ?左側(L)の音がしない・・・・
音がしないから、写真もブレる( ノД`)シクシク…
でも、聴こえた右側(R)はちょっといい感じ。。。こんなにいいなら、あきらめてはダメだ!
急遽、トラブル対応
まずは、原因を探りました。
といっても、同じ容量のコンデンサしか変更していないので。。。コンデンサだろうなぁ。きっと。
ということで、変更した箇所の電圧を順番に調べたら、、、ここだけ、どうやってもゼロボルト!
ほかは左右で多少違っても、同じような電圧を確認できました。
確かにここのコンデンサを外すとき、なんか回路ごとペロッとめくれたんだよね。
ということで、削ってみると、やっぱり、回路がない!切れてる!!
これでは、コンデンサを指しても回路的につながらないですよね。音が出ないわけだ。。。
ということで、周りに半田がついても困るし、油性マジックで塗りつぶしてみました。
(こういった場合の塗装ってどうするんですかね。だれか教えてください。(;^_^A)
で、不格好だけどなんとか接続させました。
理屈上、これで大丈夫なはずだと、電圧チェック。。。。無事、なんとか左右同じような電圧に!
テストで無事、音がなったので、ホットガンで回りを固めました。
ま、確かに微妙に音が犠牲になったかもしれませんけど、もともとマッチングコンデンサでもないし。ま、いいかと。。。オーディオの先生たちにしかられる。。ごめんなさい。(;^_^A
改めて、再視聴!
・音圧、解像度、透明感、奥行き、立体感ともに1ステップ上がった気になる。
・特に立体感が違うかな。
あっ、これ、いいかも。。。
どのコンデンサが効いているのかわかりませんが、悪くないっす。
これで、最終形態だと思います。これ以上は知識がないのでわからないともいう。(;^_^A
今回の商品はこちらです。
もう、何回も紹介させてもらってますが、これは買って損なしでしょ。。
でも、うちのフォノイコライザーはこんな汚くなったので、ヤフオクで売ることは不可能になりました( ノД`)シクシク…
ま、「LXV-OT10」くん、長い付き合い、よろしく頼むよ!
コンデンサは、安いのでちゃんとオーディオ用でそろえることをお勧めします。
ニチコン製のMUSEですよね。ザ・定番は。。
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