無指向性スピーカーを自作する その2(測定編)

自作・小技テクニック
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エンクロージャーのパターンを試す

さてさて、エージングもまだまだ足りないけど音的に一段落はしたと思うので、次のステップにいきます。はい、覚え立ての周波数特性測定を武器?に、いろいろエンクロージャーの中身を試してみることにしました。

今回試すパターンは基本をいれて4つあります。
1.基本パターン 何もしないパターンです。
2.ダクトを狭めるパターン 
最後のダクトの穴を小さくするパターンです。
3.長さを短くするパターン 
右側のロードを埋めます。
4.吸音材を入れるパターン 
最後にウールをいれてみます。
番外編 円錐の効果

の4つ+αを試しました。もっといろんなパターンがあると思いますが、駄耳ではこの4パターンの見極めからはじめたいと思います。

1.基本パターン

まずは、何もしない基本パターンから再度聴いてみます。

・結構フラットな素直な音だった。
・なんかボワッとしてるかな。

※ 以後、赤色のグラフをみます。

思ったよりフラット。高音で若干へこむけどユニットの性能?

2.ダクトを狭めるパターン

次に、最後のダクトを狭めてみました。
10cmの隙間から、4cmの隙間になりました。

・そんなに特性は変わらなかった。
・さらにボワッとした感じになり、絞まりがなくなる。
・ほんと若干だがより低音が増した気がする。

先ほどと比べると70Hz以下が若干上がってます。確かに低音は出たけど。。。

3.長さを短くするパターン

次に右側を埋めて、音が流れる道を短くしてみました。

・あきらかに低音が弱くなった。
・音が薄くなった。でも、広がりは増えたかも。

低音部分が全体的に下がりました。気のせいか高音の下がりが若干改善?

4.吸音材パターン

最後にFB先生オススメの吸音材を入れてみました。

・ボワッがちょっと緩まり、自然な音がでるようになった。
・音がはっきりした感じになる。
・だが、若干低音が弱くなった。

吸音材はこれ

1.基本パターンよりは低音はでなくなった。

番外編 円錐の効果

最後にこの円錐を置いたり置かなかったりを試して見ます。
【置かなかったら】
・開放感溢れて音に包まれる、振ってくる感じ。
【置いたら】
・音場が低くなり、音が絞まる感じ。

うーん、一番お金かかったのに、甲乙付けがたい。。。。。(^_^;
その日の気分とリスリングポジションによって使い分けるか。

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結論

4.吸音材パターンにしました!

低音が若干犠牲になったけど、より自然な音がでるこちらにしました。

制作後記

今年のゴールデンウィーク、自作スピーカーを満喫しました。
市販のキットと違って、いい音とは言い難いかもしれませんが、世界にひとつしかないスピーカーになりました♪
無指向性らしい

解像度が低く、高音が今ひとつでなかったのが気になります。フルレンジユニット、ワンランク上のやつ試してみようかな。

その3(ユニット交換編)に続くかもしれない。。(^_^;

端材が増えてきた。また作れるぞ。

その後、スピーカーユニットを替えちゃいました(‘◇’)ゞ

1か月もってないよね。。FOSTEX FE103NVに替えちゃいました。。。

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