オーディオ用アイソレーション電源トランスVer.3

自作・小技テクニック
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アンプ用電源をつくりたい!

大幅な電源回りのリニューアル後(記事はこちら)、アンプの電源は、オーディオ用のただの電源タップを使っていました。

ようやく、作業時間が取れそうになったので、アンプ用としてのオーディオ用アイソレーション電源トランスVer.3を作ることを決意しました。道具だけは昨年そろえていた。

以下は前回オーディオ用アイソレーション電源トランスVer.2の様子です。

アンプ用ということで、今回の最低条件はコンセントを4つにしたい!でした。
(いちいちアンプの電源プラグを抜き差しするのって、面倒ですよね。)

アイソレーショントランスの材料をそろえよう

ということで、そろえた材料はこちらです。

って、終わりかい!なので、ひとつずつ軽く説明します。

今回の材料一覧です。

・アイソレーション電源トランス 田淵電機 KNM-500 中古4000円
 前回のVer.2と同じトランスですが、アンプは1つしか起動しないので、500Wでも何とか大丈夫でしょう。でも、500WしかないのでハイパワーアンプはNGですね。。。うちにはないけど(;^_^A
・ヒューズ付きACインレット 型番不明 新品500円
 スイッチもついて、ヒューズも入れれます(ヒューズは別途用意を。今回はアンプ用なので規格いっぱいの10Aにしました)。初心者の味方です。
・パワーフィルター 型番不明 新品1600円
 Aliexpressでみつけました!2000W15Aなので、大丈夫だと思います。
・コンセント アメリカン電機 7110GD 新品700円×2
 今回は4つコンセントということで、2つ用意しました。
・ケーブル 1.25sqの太さ 新品500円
 電源で利用するので0.75sqじゃパワー不足かなーと思い、いつもの根拠もなくこの太さにしました。
・アルミケース MBH型放熱穴付アルミケースMBH18-14-23 新品3000円
 これは放熱用の穴もついていいんですよ。
ということで、今回も全部で1万円チョイでした。
(このページの最後に商品は紹介しますね。)

Ver.2との違いは、コンセントが増えたことと、パワーフィルターを1ランクあげただけ。実は。。。(;^_^A

アイソレーショントランスを組み立てよう

まずは、配置を考えます。ここで入らなかったら、意味がない。。(‘◇’)ゞ

今回は、4つのコンセントなので、大きめに穴をあけます。

まずは、ドリルで穴をあけて。。。

次に金属の棒ヤスリで整えていきます。前回よりはキレイでしょ(^-^;

これで見事に入りました。ちょっとギリギリですね。

あと、ちょっと気になったのは、このコンセントの処理です。
なにかとボディとくっつけないほうがアース的?にもいいような気がして、間に硬いゴムをかましました。

あとは、この線をいっぱい作ります。。。これがまたしんどい。

こんな感じでいっぱいいるんですよね。

完成したけど、設置場所の関係から電磁波が気になる。

1日かけてようやく完成!(相変わらず作業が遅い)

で、気になったのが電磁波!

というのは、このアイソレーショントランス、アンプの隣にしか置く場所がないんです。
なんかいろいろ電源回りって、よくないっていうじゃないですか。

そこで、気休めの安い電磁波測定器を買って、いろいろ電磁波を測ってみました。

まずは、用語のおさらい。

V/m(ボルト/メートル)
1V/mとは、金属平板を平行して1m離し、この間に1Vの電圧をかけたときに金属平板の間に生じる電界の大きさを表します。

μT(マイクロテスラ)
1μTとは、5A(アンペア)の電流が流れている電線から1m離れた場所での磁界の大きさを表します。

ということで、今回のアイソレーショントランスを測ってみました。

161V/mと1.58μTをさしています。
これが高いのか低いのかよくわかりません。。。

ということで、銅箔テープを貼ってみました。あとから思いついたので、隙間に貼るだけになりましたが。。。

見よ!

V/mは下がったけど、μTは上がったぞ!
っていうか、ほとんど意味がなかったということですわな。。。(;^_^A

数値が安定しなくバラバラなので、これが平均でした。たぶん。。。

でも、いいんです。

なんか自作っぽいし、かっこいい。。。。蓋を開けないとわからないけど(‘◇’)ゞ

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いざ、新オーディオ電源で視聴

ほら、すぐアンプのとなりにアイソレーショントランスを置くので、電磁波気になるでしょ(;^_^A

・音が厚くなった。

全般的に音に厚みが増したような気がします。
ほかはよくわからないです。。。。。でも、電源改造なんて、それがすべてですよね。

音に厚みがあるのはいいことだ!

後日談 トランスの位置を変更

とある雑誌にクリーン電源の回路図が書かれておりました。
そこには、先にトランス→フィルターなどの回路の順番でした。

ん?私は最後にトランスになってる(‘◇’)ゞ

ということで、重たい腰を上げて、前後を逆にしてみました。
線の銅箔グルグルは、ま、トランスの上を通るので気持ち。。。かな。。。(;^_^A

いざ、視聴

・もともとDENON PMA-2500NE だからか、そんなにかわらない(;^_^A
ま、でも違うアンプだと効果があるかもしれない。同じようにDACのアイソレーショントランス電源も前後を変えたら、音が明瞭になりました!

でも、理屈的にはあっているので、これでいいのだ!

番外編 ヒューズを替えてみる

あまりにも面白いネタだったので、独立させていただきました(;^_^A

今回の材料おさらい

・ACインレット 何回も説明しますが、これはいい!ヒューズもスイッチも入ってるので助かります。

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・パワーフィルター 今回はちょっとだけバージョンアップでこれを入れてみました。

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・アメリカン電機コンセント 7110GD もはや定番になってきた。これでいい。

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・アルミケース これが価格的にも放熱の穴もあるし、最高ですよ。サイズが少ないのが難点か。

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・銅箔テープ 気休めレベルかもしれませんが、テープ式なのでとても貼りやすいです。

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最後に注意事項

何度も言ってきてますが、電源回りは危険なので、ショートさせないように必ずテスターを使いながら、少しずつ組み立てましょう♪ で、毎回テスト後は必ずプラグを抜くこと。さしっぱなしの作業は大変危険です。

安全にオーディオライフを楽しみましょう♪

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